代表者名 園長 高橋 ヤヨエ(タカハシ ヤヨエ)
住所 〒358-0011 入間市下藤沢1304−1
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Eメール marusin@po.cnet-sc.ne.jp
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活動内容、及びコメント  
 
野鳥保護の記録より(抜粋)
保護鳥名:ひよどり雛
保護年月日:2003年7月15日
所見:負傷・骨折・ダニ−なし。羽根の様子より巣立ち前後、鳴き声に張りあり。
小さめのさい籠で飼育。羽根を振るわせて餌を要求する。
7月15日: 口を大きく開き、餌を要求するので食餌は容易である。夜は籠ごと毛布にくるんで安静。
7月16日: 目覚め、甲高い声で鳴く。日光浴にて軒先に出す。急に声が大きくなるので見ると、二羽の成鳥がさし籠の外より餌を与えている。成鳥が留守の間、さし籠の入口を開けておく。雛の姿が見えなくなる。探すと1m先の竹垣の中で悠々と二羽の成鳥から餌を受けている。ガラス戸の中より記念の一枚。その後、全く姿がない。猫に狙われたのではないことを確認。巧みなリードで安全な場所に連れて行ったのであろうか。同種の愛情の深さに舌を巻く。
7月19日: 庭の桜の大木に甘える幼鳥の姿確認。この時幼鳥は少ないので、多分同体であろう。
7月21日: 早朝より大声で甘え鳴き声が聞こえる、あの二羽の成鳥が親代わりとし餌探しに嬉々として飛び回っているいるらしい。
8月3日: 桜の住処となってか、毎朝少しつづ目覚めの声に幼さが消えている。今も時々餌をねだっているらしい。近くで元気な姿を感じられたのは、非常に心地よく、この幼鳥は人間にも仲間にも良い出会いをしたものである。
人間的に考えると、二羽の成鳥はとんでもないお節介やきなのか。二羽の成鳥は実の親ではないが、以前幼鳥を失った経験でもあるのだろうか。同種に対する愛情の深さに感無量。地球上に生きるものの同士として、互いに一つの命の重さに乾杯。
 
 
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